お知らせ

「東日本台風物故者追善法要」ならびに「地蔵菩薩開眼法要」(R3.6.19)

令和元年東日本台風発災から1年8か月
このたび山門前に「お地蔵さま」が建立され、
開眼法要が厳修されました

まず本堂にて 災害でお亡くなりになられた
12名(関連死を含む)の御霊に対し追善法要が執り行われ
県・市議の諸先生方はじめ常勝院総代各位に
ご焼香いただきました

ひきつづき 小雨の中 山門前に移動し
地蔵菩薩の開眼法要と除幕の儀を執り行ないました

常勝院は 夏井川の堤防まで20メートル足らず・・・
堤防という堤防すべての箇所から水が越水し
流れ込んだことによりあのとき周辺の住宅も
床上2メートルもの被害を受けております

お地蔵さまの頭頂がまさに「水の到達点」となります
誰もが一目見てわかるように あえて高さを合わせました

たぶんどなたであっても この場所に立てば驚かれることでしょう

御霊の供養・慰霊 そして自然の脅威・水の怖さを
永遠に忘れることのないよう
すべてが教訓として後世に伝えることを目的としています

一日も早く 平穏な日々を少しでも
取り戻せるよう願っております    合掌

お地蔵さまの頭のてっぺんまで水がきました
傍に立つと その凄さがよくおわかりになると思います
ということは、ここに写っている方々は皆さん水の中になります

左から 橋本徹県議会議員・安田成一市議会議員・
佐藤和良市議会議員・小野邦弘市議会議員

皆さま 発災直後から中平窪にて支援活動をして下さいました。
今でもずっと住民に寄り添ってくださっています。
感謝申し上げます。

お地蔵さまの周りの石は 被災したお檀家さま(松本家)より
御寄進いただきました
ご先祖様も喜んでくださっているでしょうか   合掌