いわき医療センター内がんサロン「サポートサロンえん」さまにタオル帽子の作り方をお教えしてきました。 2月にお届けした折に、「私たちも自分で作ってみたい!」と患者さまご本人やご家族から要望があるとお聞きしましたので、是非その声にお応えしたい‼と、スタッフ6名で伺いました。
参加者は9名。入院治療中の方や自宅療養中の方などです。 スタート時から とても和やかな雰囲気に包まれていました。
作業が進んでいくにつれ、皆さん心もほぐれていらっしゃたようで厳しい闘病の様子(例えば、副作用によって毛髪が抜け落ちたときの精神状態や その後髪が生え始めたときの痒みがひどい等々・・・)をお話くださいました。
タオル帽子の使い方も“濡れても平気なのでお風呂で活用している” “寒い季節はとても温かくて便利”など、直接「生の声」を聴けたことはこれからの活動にも大変良い影響力となったのは事実です!
2時間余りの時間で全員が完成できました。
この活動を終えて感じたことは、たしかに闘病はきつくつらいことであったはずなのに、皆さんとても前向き・上向きでとにかく明るいこと! 私たちのほうが逆に、“生きる元気・勇気”そして“いま自分が生きている意味”を教えていただいたような気持ちです。
素晴らしい機会をお与えくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。
尚、この活動の様子はいわき医療センターのホームページでもご覧いただけます。