いわき市の郷土芸能である「じゃんがら念仏踊り」は
鉦や太鼓を鳴らしながら新盆を迎えた家などを供養して回る踊りで、
当地区は「中平窪青年会」の皆さんが回って下さいます。
昨年10月の台風19号の折、保管していたお宅から、
太鼓がすべて流されてしまいました。
一つは1.5㎞以上も離れた隣の下平窪地区の田んぼで見つかり、
残りは不明です。
常勝院ではこの度、新調のため協力させていただきました。
今年は、コロナウイルスの影響により自粛する地域もあると聞きます。
新盆のため、あちらの世界から帰ってくる御霊(みたま)も
きっと楽しみにしていることでしょうが、なかなか難しい選択かと思われます。
来年のお盆は、いわき市全土でじゃんがらの音が聞こえますように…。